후리가나로 읽는 일본 고전
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せきべつ
惜別
太宰 治의 惜別(せきべつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 91,984자 · 178화면
自分たちは手当り次第に何でも読んだ。当時、このような新書を手にする事は、霊魂を毛唐に売り渡す破廉恥至極の所業であるとされて、社会のはげしい侮蔑と排斥を受けなければならなかったが、自分たちは、てんで気にせず、平然とその悪魔の洞穴探検を続けた。学校では、生理の課目は無かったが、木版刷の「全体新論」や「化学衛生論」を読んでみて、支那の医術は、意識的もしくは無意識的な騙りに過ぎない、という事をいよいよ明確に知らされた。このように、自分の心に嵐が起っているのと同様に、支那の知識層にも維新救国の思想が颱風の如く巻き起っていた。その頃すでに、独逸の膠州湾租借を始めとして、露西亜は関東州、英吉利はその対岸の威海衛、仏蘭西は南方の広州湾を各々租借し、次第にまたこれらの諸国は、支那に於いて鉄道、鉱山などに関する多くの利権を得て、亜米利加も、かねて東洋に進み出る時機をうかがっていたが、遂にその頃、布哇を得て、さらに長駆東洋侵略の歩をすすめて西班牙と戦い比律賓を取り、そこを足がかりにしてそろそろ支那に対して無気味な干渉を開始していた。もう、支那の独立性も、風前の燈火のように見えて来た。