일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あいしょへき

愛書癖

辰野 隆

辰野 隆의 愛書癖(あいしょへき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,404자 · 23화면

아오조라 문고

彼が書物を漁りに出掛ける時には、いつも長い杖を曳いて行った。その杖の長さが一米突九四九で、近代なら、アルペンストック、さては西園寺陶庵和尚の杖、昔なら、モリエールに嗤われた馬鹿貴族等の杖を想像させるが、彼は毎日杖の長さだけ書物を買わなければ機嫌が悪かった。彼は好んでインフォリオやインクワルトの大冊を求めた。彼は七階建の貸家を七棟持っていたが、書物が殖えるに従って、店子に店だてを食わせ、晩年には店子が一人も居なくなったそうである。詩人で小説家で愛書家であったシャルル・ノディエが或日ブーラールの書庫にはいった時の感想に斯うある。「六十万巻に近い書物が堆積しているのだ。何もセメントで固めてあるわけではないから、ブーラール君が、其の本なら此処にある、其の本なら彼処にあると云いながら、例の杖で書物の山を突くと、山の嶺がゆらゆらと揺れる。自分はゴチック大伽藍の指天塔が暴風の空の下で揺れるように感じて、荘厳なる戦慄を覚えた。」

ブーラールが滅茶苦茶に書物を買い込むのが細君の気に入る筈がない。或時、細君は亭主に一冊読了してからでなければ他の一冊を買う事は今後相成らん、と厳命を下した。