일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

よく

慾

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 慾(よく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,324자 · 33화면

아오조라 문고

内部から酔っていくたちの者には用心の必要は少いと、前に述べておいたが、そればかりでなく、中江と村尾との間には、互に用心しなければならないような相対的用件はつゆほどもなかったし、彼等の様子が明かに示しているように、二人は多年の知友で、偶然落合って「一杯やる」ことになったまでである。そして友人同士の「一杯やる」ということは、その時の調子で、無限の延長をもつ。

この場合のその延長を辿るにほ、先ず、村尾の饒舌を跡づける必要がある。ところが、酔った人間の饒舌などは、そのまま文字に写せるものではない。歯でかみ砕かれて胃袋で半ば消化された嘔吐物を描写することは、至難の業であるが、まして、精神的嘔吐物に至っては猶更だ。以下暫く、筆者の多少の手加減と省略と補遺とを加えて、村尾の饒舌を少しまとめてみよう――

四ヶ月に亘る病院生活のなかで、一番多く考えたのは、自由ということだった。病院生活は、牢獄生活と変りはない。殊に二度も死にかけた僕のような重症患者には、その感じがなお強い。法律の監視よりも医学の監視は、科学的なだけに一層厳重だ。病院で監視人としての待遇を受けていると、肉体的罪人という感銘を受ける。