일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

〈わがあいするしじんのでんき〉(ほい)

〈我が愛する詩人の伝記〉(補遺)

室生 犀星

室生 犀星의 〈我が愛する詩人の伝記〉(補遺)(〈わがあいするしじんのでんき〉(ほい))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,167자 · 22화면

아오조라 문고

私なら遺言なんて冗らない物は書かずに、ムスコとムスメが、お互に掻っさらうために詰めよるのを、いまから愉しげに見て置きたかった。一晩でも奥さんという名で抱いたひとを、遺言で区別することは文学者のすることではない、しかも周子夫人は五年ももっと永く一緒にいられたのだ。私が萩原朔太郎の稿で書いた例のハンド・バッグでも買おうかといって、萩原から叱られたほどの人が萩原が死んだあとでは、こういう目にあわなければならなかったのだ、そして最後に生きのこった私がぶつぶつ小言をこの原稿の中に書きのこし、皆さんにこれはどういう訳のものでしょうか、人間はこうあっていいものでしょうかと愬えたいのだが、男は寝るときだけ女を愛しているのでしょうか、この恐ろしいしかも嘘でない真実であるにしても、この一つのことがらを叩きのめしてかからなければ、世界のごたごたを修繕することが出来ないのだ、寝たあとの後始末をしろ、ゆめとか、けむりに似たものであるための、それであるための後始末をしろと私は私自身にも、みんなの人に言いたかったのだ。

若い周子夫人は佐藤家を去り、いまは萩原朔太郎の令妹のもとで暮していられる、詩人惣之助夫人であったということすら、ゆめのようなはなしでありその著作の印税は勿論はいる訳のものではない、私は本伝記を書きながらついに彼女と惣之助