일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あるしょうじょのしまで

或る少女の死まで 他二篇

室生 犀星

室生 犀星의 或る少女の死まで 他二篇(あるしょうじょのしまで)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 113,554자 · 228화면

아오조라 문고

いろ青き魚はなにを悲しみ

ひねもすそらを仰ぐや。

そらは水の上にかがやき亘りて

魚ののぞみとどかず。

あはれ、そらとみづとは遠くへだたり

魚はかたみに空をうかがふ。

(明治三十七年七月処女作)

そのころ私と同じく詩をかいている表悼影という友人がいた。この友は、街のまん中の西町という処に住んでいた。私に交際したいという手紙をよこしてから三日目に、この見ず知らずの友は、私の寺をたずねにやって来た。

表は大柄なのに似合わない可愛い円い頬をして、あまり饒舌らない黙った人であった。かれは私と同じ十七であった。私たちはすぐに仲よしになった。

私もすぐにこの新しい友を訪ねた。姉さんと母親との三人ぐらしで、友の室は二階の柿の若葉した瑞瑞しい窓際に机が据えられてあった。「新声」や「文庫」という雑誌が机の上に重ねてあった。

「君の『新声』の詩を読んで感心しました。たいへんうまいと思いましたよ。」

と言って、自分の短歌を見せた。「麦の穂は衣へだてておん肌を刺すまで伸びぬいざや別れむ」「日は紅しひとにはひとの悲しみの厳かなるに泪は落つれ」の二首は私を驚かしたものであった。このような立派な美しく巧みな歌をよむ友が、私以外にもこの故郷にいたことを喜んだ。