후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
せんゆう
戦友
小川 未明
小川 未明의 戦友(せんゆう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,699자 · 8화면
おれは、しゃくにさわったから、熱湯をわかして、かけてやったが、支那兵と同じくその数は無限なのだ。そこはありのほうが勇敢で、友の屍の上を乗り越えて、目的に向かって前進をつづけるというふうで、この無抵抗の抵抗には、こちらが、かえって根負けをしてしまったよ。そのとき、感じたんだ。この小さな虫ですらが、種族全体の幸福のためには、自分の死をなんとも思わないこと、その有り様を見て、驚かざるを得なかったのだ。」
「学ぶべきことかもしれないな。」
「いや、大いに学ぶべきことだよ。見たまえ、こんなところにもありがいるじゃないか。ほかの生物は生存競争に滅びても、協力生活をするありの種族だけは栄えるのだ、世界じゅうどこでも、ありのいないところはないだろう。」
「僕も、そんなことをなにかの本で見た覚えがある。」
「君が、花を見て考えていたときに、僕は、またありのごとく屍を乗り越えて、突進する自分の姿を空想していたのだな。それで、君が先に死んだら、おれは骨壺を負っていってやるぞ。」
「どうか、そうしてくれ。」
突如として、このとき、耳をつんざくような砲声が、間近でしました。短く、また長かった、二人の夢が破れたのです。