후리가나로 읽는 일본 고전
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げさくざんまい
戯作三昧
芥川 竜之介의 戯作三昧(げさくざんまい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,807자 · 42화면
これはとんだ手前味噌になりました。」
平吉はまた大きな声を立てて、笑った。さっきの眇はもう側にいない。痰も馬琴の浴びた湯に、流されてしまった。が、馬琴がさっきにも増して恐縮したのはもちろんのことである。
「いや、うっかり話しこんでしまった。どれ私も一風呂、浴びて来ようか。」
妙に間の悪くなった彼は、こういう挨拶とともに、自分に対する一種の腹立たしさを感じながら、とうとうこの好人物の愛読者の前を退却すべく、おもむろに立ち上がった。が、平吉は彼の気焔によってむしろ愛読者たる彼自身まで、肩身が広くなったように、感じたらしい。
「では先生そのうちに一つ歌か発句かを書いて頂きたいものでございますな。よろしゅうございますか。お忘れになっちゃいけませんぜ。じゃ手前も、これで失礼いたしましょう。おせわしゅうもございましょうが、お通りすがりの節は、ちとお立ち寄りを。手前もまた、お邪魔に上がります。」
平吉は追いかけるように、こう言った。そうして、もう一度手拭を洗い出しながら、柘榴口の方へ歩いて行く馬琴の後ろ姿を見送って、これから家へ帰った時に、曲亭先生に遇ったということを、どんな調子で女房に話して聞かせようかと考えた。