일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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てしごとのにほん

手仕事の日本

柳 宗悦

柳 宗悦의 手仕事の日本(てしごとのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 116,621자 · 235화면

아오조라 문고

人間にもしこの驚きがなくなったら、真理を探る心も美を現す道も衰えてしまうでありましょう。

私は再び地理に帰りましょう。日本は美しい自然に恵まれた国として世界でも名があります。四季の美を歌った詩人や、花鳥の美を描いた画家が、どんなに多いことでしょう。前にも述べました通り、寒暖の二つを共に有つこの国は、風土に従って多種多様な資材に恵まれています。例を植物に取ると致しましょう。柔かい桐や杉を始めとし、松や桜や、さては堅い欅、栗、楢。黄色い桑や黒い黒柿、斑のある楓や柾目の檜。それぞれに異った性質を示して吾々の用途を待っています。この恵まれた事情が日本人の木材に対する好みを発達させました。柾目だとか木目だとか、好みは細かく分れます。こんなにも木の味に心を寄せる国民は他にないでありましょう。しかしそれは凡て日本の地理から来る恩恵なのであります。自然からの驚くべき贈物でないものはありません。美しい材を用いるということは、やがて自然の美しさを讃えているに外なりません。平に削ったりあるいはそれを磨いたりすることは、要するに自然の有つ美しさを、いやが上にも冴えさすためであります。