일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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てしごとのにほん

手仕事の日本

柳 宗悦

柳 宗悦의 手仕事の日本(てしごとのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 116,621자 · 235화면

아오조라 문고

瀬戸と呼ぶ古い町が中心で、煙の勢いは今も衰えません。歴史は甚だ遠く近在に多くの窯場を産みました。それというのも良い陶土を近くに得られるからであります。瀬戸の周囲には品野、赤津などの窯があり、この系統が引いて美濃の方にまで及びました。瀬戸の町に行きますと、何百年かの窯の煙が、町そのものを黒くしているくらいであります。ここの本業窯といわれるものは、大した大きさで、中に何万個という品物を積み上げ、これを焼き上げるには一週間も松薪を燃やし続け、半月以上も冷めるのを待たねばなりません。陶土もここのは骨があり肉があるとでも申しましょうか、どこか確かりした、質の優れた材料であります。自然がこの地で陶器を作れよとさながら命じているように思えます。日本では最も古いまた大きな窯の一つであります。瀬戸で出来る品物なので「瀬戸もの」といいましたが、東海道一帯では焼物といえば多く瀬戸のものを使うため、ついには焼物のことを「瀬戸物」というようになりました。それ故この言葉は九州あたりでは通用致しません。なぜなら九州では「唐津」と呼ぶからであります。ここでも地名が焼物の一般名にまで高まった例を示します。