후리가나로 읽는 일본 고전
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そうわ
挿話
徳田 秋声
徳田 秋声의 挿話(そうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 26,544자 · 53화면
六
お絹は炭火で、それを沸かした。
道太はやがて風呂場へ行った。もう電燈がついていた。
「どんなです、沸いていましょう。少し少ないけれど、多いと沸きが遅うて」お絹はそう言って、釜の下を覗いたり、バケツに水を汲んできたりした。
湯から上がると、定連の辰之助や、道太の旧知の銀行員浅井が来ていた。
六
観劇は案じるよりも産みやすかった。
季節が秋に入っていたので、夜の散歩には、どうかするとセルに袷羽織を引っかけて出るほどで、道太はお客用の褞袍を借りて着たりしていたが、その日はやはり帷子でも汗をかくくらいであった。
その前々晩に、遠所にいるお芳から電話がかかってきて、芝居の景気ををたずねて、場所の都合がどうかと言ってきた。お芳のいるのは土地の大きな妓楼で、金瓶楼という名を、道太はここへ来てから、たびたび耳にしていた。それはお絹も、家が没落したとき、土地にいるのが恥ずかしくて、そこでしばらく師匠をしていたので、何かの話のおりにその家と楼主の噂が出るのであった。
「商売のできるくらいの金は、きっと持たして返すという話やったけれど、あっちの人はすす鋭いから結局旅のものが取られることになってしまう。