후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
はせくらじけん
支倉事件
甲賀 三郎
甲賀 三郎의 支倉事件(はせくらじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 204,697자 · 406화면
大そううなされていましたぜ。玄関で大分呼んだのですけれども、返事がないので上って来たのですが」
浅田はニヤ/\しながら云った。
「いろ/\思い案じているうちに昼間の疲れでつい転た寝をしたと見えます。そして恐ろしい夢を見たものですから」
居ずまいを直した静子は襟元にゾク/\と寒気を催しながら答えた。この程から一方ならぬ世話になっている浅田に対しては、断りなく居間まで這入って来た無礼をむげに咎める事が出来ないのだった。
「そうでしたか」
浅田はうなずきながら、
「此頃のように気を使っては尤もな事ですよ。そう云えば支倉さんもいよ/\公判に廻るそうですね」
「はい、近々そう云う都合になるそうです」
「予審で免訴と云う訳に行きませんでしたかなあ」
「はい、矢張り有罪と極りました。それに」
静子は恨めしそうに浅田を見上げながら、
「保険会社から私訴とやらが出まして、この家を仮差押えされて終いました」
「えっ、仮差押え?」
浅田は驚駭の色を現わしながら、
「そ、そんな筈はありませんが」
「でも、いたし方ございません。一昨日すっかり差押えられて終いました」
「はてね」
浅田はじっと天井の隅を睨み上げながら、