후리가나로 읽는 일본 고전
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ほうろう
放浪
織田 作之助
織田 作之助의 放浪(ほうろう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 23,614자 · 47화면
大阪も随分揺れたことだろうなと、長い髪の毛にシャボンをつけながら木下が問うと、えらい揺れたぜと順平はいい、細ごま説明したが、その日揺れ出した途端未だ学校から退けて来ない美津子のことに気がつくと、悲壮な表情を装いながら学校へ駆けつけ、地震怖かったやろ、そういって美津子の手を握ったら、何んや、阿呆らしい、地震みたいなもん、ちょっとも怖いことあーらへんわ、そして握られた手はそのまゝだったが、奇体な順ちゃん、甚平さん(助平のこと)と言われて随分情けなかったなどとは、さすがに言わなかった。
女学生の袴が水の上にぽっかりひらいて……という木下の話は順平の大人を眼覚ました。弁護士の試験をうけるために早稲田の講義録をとっているという木下は、道で年頃の女に会うときまって尻振りダンスをやった。順平も尻を振って見せ、げら/\笑い、そしてあたりを見廻した。
ある時、気がついてみると、こともあろうに女中部屋にたゝずんでいた。あくる日、千日前で「海女の実演」という見世物小屋にはいり、海女の白い足や晒を巻いた胸のふくらみをじっと見つめていた。そして又、ちがった日には、「ろくろ首」