일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

けいごろん

敬語論

坂口 安吾

坂口 安吾의 敬語論(けいごろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,289자 · 11화면

아오조라 문고

オ役人サマ、と云う言葉には、その言葉に即した生活が現に存しているのだし、親分然と「オ若イ人」だの、オ若イ、オ若イ、などという、みんな言葉に即した生活が実在して、その生活が実在する限り、その言葉にはノッピキナラヌものがあり、イノチがあるではないか。

オ百姓、という。百姓じゃ軽蔑しているようだし、農夫というと学問の書籍の中の言葉みたいで四角すぎるし、当らず障らず、軽蔑の意をおぎなう意味においてオの字を上へつける。オ百姓のオの一字に複雑怪奇な心理的カットウが含まれ、そして、そういう心理的カットウが日本人の生活に実在するところから怪奇なる敬語が現れる次第であって、根はあくまで、生活が言葉を生んでくるだけだ。

八ッつぁんの女房がとたんにザアマスとやりだした裏には、それに相応した心理上の生活があってのせいだ。

娘が青年に、足をふいて下さらない、と云ったり、オミアシおふき遊ばして、と云ったり、足をふいてよ、と云ったり、それに即した生活があってそう言うのであり、生活あってのことだ。

戦争中の商人は、オメエ何が欲しくってオレのウチへ来たんだい、という調子で、敬語などは、自然になくなっていたのである。