후리가나로 읽는 일본 고전
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ぶんがくのたいりくてきせいかくについて
文学の大陸的性格について
宮本 百合子
宮本 百合子의 文学の大陸的性格について(ぶんがくのたいりくてきせいかくについて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,628자 · 9화면
同じ全集にシャーウッド・アンダスンの「暗い青春」が出ていて、これは作品としてみればドライサアと全くちがった世界をもっている。アンダスンの詩人らしい気象、アメリカの効用主義的社会通念に対する反抗が主題となっていて、文章もリズムを含んで感覚的で、一見主観的な独語のなかに客観的な批判をこめて表現する作風など、ドライサアとは全く異っていて、近代の心理的手法である。
アメリカの実利性、人間精神がより高く深く真理をとらえようとする懐疑を忘却して自足しているアメリカの精神麻痺へのプロテストとして、アンダスンは「暗い青春」の主人公の家出、破婚、流浪の本質を描いているのだけれども、フランス文学にごく近接しているようなその作風が、やはり文学の肉体として敏い感覚性や批判の心をくるんでいるのは独特なアメリカの肉の厚ぼったさ、大きさ、ひろさの響である。
このところは、文学の特性として真に面白いと思う。
つづけて、パール・バックの「山の英雄」という作品をよんだ。これは粗雑な訳で、文学的な香りは文学からすっかりぬかれていてつまりは話の筋を読むような情けないものではあったが、それでも作品として受けた感情は浅くなかった。