일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぶんしょうをつくるひとびとのこんぽんようい

文章を作る人々の根本用意

小川 未明

小川 未明의 文章を作る人々の根本用意(ぶんしょうをつくるひとびとのこんぽんようい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,401자 · 7화면

아오조라 문고

そしてもし心の内に、美しい文字や流行の文句を使ってみたいから書こうとしたのだと心づいたら、それは一行の文章を成さなかったのが至当なのである。その人はそういう文章を作ろうとしたことに対して、まず愧じることを悟らねばならない。

もしまた已むに已まれない思いや心持があって、しかもそれが書けないのだとわかったら、それはむしろ一行の文章すら出来なかったのが不思議なのである。その人はその場合文字に拘泥した為めに書けなかったのか、それともまだ/\自分の思うところや感ずるところをはっきりと掴んでいなかったのか、そのいずれかの結果であると思わねばならない。

そこで、われ/\はこういうことが云えると思う。即ち文章とは、己が思想感情をそのまゝに披瀝することによって、初めて成立するものであると。

そこから、更にこういうことも云える。古来日本の文章には、何々して何々侍るというような雅文体や、何々し何々すべけんやというような漢文体なぞが行われてはいるが、それはある時代のある人々の心から、必然に生れ出た文章であって、決してわれ/\新時代の人の新しい心の表現の範とすべきものでない、われ/\は鉋迄もわれ/\の新しい思想や感情に即することによって、新しい文章を作らねばならぬと。