일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぶんげいじひょう

文芸時評

宮本 百合子

宮本 百合子의 文芸時評(ぶんげいじひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,869자 · 14화면

아오조라 문고

時局と作家

浪漫主義者の自己暴露

九月の諸雑誌は、ほとんど満目これ北支問題である。そして、時節柄いろいろの形で特種の工夫がされているのであるが、いわゆる現地報告として、相当の蘊蓄をもってその人なりの視点から書かれているのは『改造』山本実彦氏の「戦乱北支を行く」である。同じ『改造』に吉川英治氏の「戦禍の北支雑感」がある。これを読むと吉川氏のようにある意味ではロマンティックな高揚で軍事的行動を想像の上で描き出していた人でも、悲惨の現実、複雑な国際関係の実際を目撃すると、締って来るところもあることがうかがえるのである。

今度の事変がはじまってまだ間もなかった時、尾崎士郎氏が時局と作家の関係について感想を新聞に発表されていたことがあった。尾崎氏らしい感情の道をたどりつつも結論としては、どういう場合でも作家は作家らしく生きるべきであることを強調されていた。

九月号の『新潮』では「戦争と文学者」という項を設けて、この問題をとり上げている。作家が益々作家として生きんとする欲求はここにもそれぞれの作家の持味をもって表現されているのである。