일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしょたいこうき

新書太閤記

吉川 英治

吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 190,406자 · 381화면

아오조라 문고

「武田殿が御内にて、原美濃守が三男、仔細な候て、鳴海の東落合に、年ごろ佗住居な仕る桑原甚内ともうす者でござる」

「ほ、原殿が子か」

信長は、小首をかしげた。

「して、これへの用事は」

「されば、父美濃守に申しつけられ、自分幼年中は、駿河の臨済寺にあずけられ、喝食の修業いたしておりましたれば、治部大輔義元殿がお顔はよう見覚えておりまする。今日の御決戦、いずれは乱軍、左候えば、それがし御陣借な申して、必ず、駿河の大輔殿が帷幕に迫り、鉄漿首を打ち取って御覧に入れ奉らんの所存。――願わくば、この槍一筋、あわれお拾い下されませぬか」

「拾おう!」

信長は、野人のように、無造作な大声でいって、

「甚内とやら、甲州武士の見とおしでは、きょうの合戦、信長勝つと見るか、義元優れりと見るか」

「お答えにも及び申さぬこと。御勝利、疑いもござりませぬ」

「理由は」

「駿河公方の年来の驕慢」

「それだけか」

「四万とは号するものの、敵の布陣の拙」

「ウム」

「また、義元殿が本陣は、昨宵、沓掛を出て、今朝からの暑気に、人馬の疲労はもとより、惰気を生じおるべしと存ぜられます。――何となれば、清洲の御人数は余りにも小、彼の驕慢は、すでに、戦わずして勝ったかの如く思いなしておるやと思われますれば」