일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしょたいこうき

新書太閤記

吉川 英治

吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 190,406자 · 381화면

아오조라 문고

いちばん先に、挨拶にすすんで来たのは、舅姑の浅野又右衛門夫婦で、

「よろしゅう」

と、これは知り過ぎている顔であるが、式なので型のごとく挨拶する。

見馴れている二人を見ると、藤吉郎はもっとくだけて、頭でも掻きたいように手がうずいた。

「は。何分」

真面目すぎるほどな聟振りであった。舅姑たちが済むと、

「わたくしは、寧子の妹、おや屋でござります」

十六、七の愛くるしい娘が、羞恥ましそうに三つ指をつかえた。

――おや?

危なくそう云いそうな藤吉郎の眼であった。寧子よりも美人なくらいきれいな娘であった。それよりも寧子にこんな妹があったことを彼は今まで知らなかった。深窓の佳人という言葉があるが、どこにどんな帳裡の名花があるか、武家の家というものは、幾ら手狭でも奥行の知れないものだと思った。

「これはどうも。……私が御縁あって参った木下藤吉郎です。よろしくどうぞ」

これから義兄とよぶ姉上の聟君がこの人かと、おや屋は少女らしい眼で彼の顔をのぞきあげたが、すぐ後からまた縁者の一組が、

「これは、寧子、おや屋の里方の叔父にあたる者。つまり当家の又右衛門どのの家内こひ女の兄、木下孫兵衛家定でござる。