후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 190,406자 · 381화면
寧子、寧子。花嫁がなんたること。止めんか。止めい」
無理もない憤りではある。親類のなかには、こういう立腹屋が必ず一人や二人はいるものでもあった。けれどそれを宥める身寄りもあり、女たちもいて、口を極めて抑えている。
「まあ、まあ」
そこを覗いて、こうなだめたりまた、大勢のどよめきに、うろうろしたりしているのは又右衛門夫婦であった。
又右衛門としては、犬千代と聞いた時、実はどきッとしたくらいであったのが、聟の藤吉郎とも、傍眼で見ても清々しい程、仲よく、打ち興じて、語り合っている様子に、ほッと胸をなでおろしていた。
戦国そだちの、これからの時代はもっと、どうこの世がもんどり打って変るか知れない時勢に臨んでゆく若者輩だ――。これくらいなことはなんでもない。いやこれくらい骨太でなければ、むしろ頼もしくないというものだ。――又右衛門はあわてている中で、そんなふうに思ってみたりした。そしてもう聟ときまった藤吉郎へ、無意識に身びいきの眼がかかっていた。
「寧子よ。寧子よ」
彼も呼びたてた。
「酒が足りねば、酒店へ走らせての、ぞんぶんにこれへ、酒を運べよ。こひ、こひ」
と、また、自分の妻をよび、