일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しんしょたいこうき

新書太閤記

吉川 英治

吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,353자 · 371화면

아오조라 문고

と、いう。

(御危篤だ。火急の折。なんでも通せ)

(なんでもとは何事。通すことはならん)

(通せ)

(通さん)

押問答は、二、三名にまかせておいて、その間に、半兵衛重治以下、十三名ほどは、井口城の胸突坂を駈け上り、二の丸門も同様な手段で突破し、本丸の中門まで来ると、先にはいっていた腹心の家来が、仮病を称えていた久作と共に、内から開いた。

(竹中半兵衛重治、ただ今登城――君公に直諫のことこれあるなり。まず、佞臣ばらに眼にもの見せてくれん)

彼の大音声に驚いて、次々と出て来た者、六、七名まで斬り伏せられた。番頭斎藤飛騨守、長井新八郎、新五郎の兄弟などである。折わるく日根野備中は居合わせなかった。

その突風一瞬のまに、重治の部下竹中善左衛門は、鐘の丸へ駈け上って、鐘を打ち鳴らした。

城兵も斎藤龍興も、身内の侍が急を城下の直参へ告げたものとばかり思っていたところ、何ぞ計らん、如月の寒夜をいんいんと鳴り渡った鐘と共に、稲葉山の山下を十重二十重にかこんだ兵は、半兵衛重治の手勢千余と舅安藤伊賀守の家中二千あまりの軍馬だった。

龍興の狼狽ぶりは、これまた、後々までの語り草だった。