후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,353자 · 371화면
と、答えた。
荒木村重の離脱に、摂河泉の三好、松永党の陣形は、動揺を蔽えなかった。
青龍寺の岩成一族も、城を開いて、投降した。
伊丹、池田、芥川、小清水、高槻などの諸城も、次々に織田の掃討軍の威力に整理されていった。
三好の残党は、病人の足利義栄をかかえて、海路を阿波へ逃げ落ち、松永弾正久秀も、とうとう屈して、信長の陣門に、降を乞うた。
例によって、信長の政治的な方面も、戦闘と併行していた。いや、彼の戦時政治は、常に戦争の先を越していた。
討伐した土地の所領は、すべて将軍義昭に返した。すこしも私しなかった。特に――落魄れた義昭に従いて、多年、節義を曲げなかった旧臣たちへは――その配分を重くしてやるように計らった。
が、軍旅の費えにと、義昭もたっていうので、大津、草津、泉州境のすこしばかりな飛地を、信長はうけた。
義昭は、あらためて将軍職についた。宣下は十月半ばにあった。征夷大将軍をかねて、参議に任じられ、左馬頭に叙された。
「信長にも、何とぞ恩爵を降したまわりとうござります」
義昭は、参内の上、奏上した。
やがて信長にも、従四位下右兵衛督へ、任命の沙汰があった。