후리가나로 읽는 일본 고전
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しんのあいこくしん
新渡戸稲造論集
新渡戸 稲造
新渡戸 稲造의 新渡戸稲造論集(しんのあいこくしん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 94,620자 · 196화면
甚だ過言を吐いて時々叱られるから、また今日もお叱りを受けるか知れませぬが(笑)、なるほど師範学校という所は教育家――私の謂う教育に志す者を養成する所ではあるが、果してこの志を堅める所であるかということに付いて少し疑わざるを得ぬ(拍手)、なるほど教育の歴史も方法も教えるだろう。教授法の如きは大変精しい。また学校の衛生、あるいは試験の方法点数の採り方、あるいは児童の心理、あるいは学校の構造など大分精しいであろう。けれどもそれは志を堅めるものではない。それは或る人がいうたように教育の機関を教えるのである。即ち教育学の技術を授けるので教育家を作るとは違うように思われる。そこで我輩の教育家なるものの教育に就ては、或る英人の書いた本に教育のやり方を二つに別けて一つを実益的学問(Utility studies)、第二を修養的学問(Culture studies)とし、実益的学問とは私の訳が悪いか知れませぬが詰り実利を主とするもので、今の実業教育などの如くこれを応用すれば直ぐ銭に交換出来るいわば現金的教育である(笑)、もう一つの修養的と仮に訳しました方は活きた物精神なら精神を養い、成る即ち修養するので、これは習った事を直ぐにそのまま現金と引替に出来ぬ方で、あるいは十年も二十年も役に立たず、物によっては一生に一度より用に