일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しんのあいこくしん

新渡戸稲造論集

新渡戸 稲造

新渡戸 稲造의 新渡戸稲造論集(しんのあいこくしん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 94,620자 · 196화면

아오조라 문고

それならといって、僕は決して職業教育をするなというのではない、職業を求むるために教育をすればまた宜いこともある。それは独逸の例を見れば分る。かの鈍い独逸人、あれほど国民として鈍い者はあるまいと思われ、皆が豚を喰い、ビールを飲んで、ただゴロゴロとしているので、国民としては甚だ智慧の鈍い者である。そうして愛国心なども有るのか無いのか、ようよう三十余年前に仏蘭西と戦争をして勝ったから、アアおれの国もやッぱり人並の国だわいと思って、初めて一個の邦国たる自覚が起った。かく未だ目が覚めてから四十年にもならない、それまでは熟睡しておった国である。その国民にして今日の如き進歩をなしたのは、主としてこの職業教育が盛んになった結果であることは僕が断言して憚らぬ。故に国を強くし、殊に殖産を盛んにする国是の定まった以上は、職業のために――位地のためとは言わない――教育することは誰しも大いに賛成する所である。

職業教育に就いては、ここにまた最も著しき一例がある。英国の富豪モーズレーは、世界の趨勢を鑑るに、独逸と亜米利加とは国運勃興の徴候が見えている。然るに独逸は国土に限りがあるが、亜米利加はトント限りがない。