일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

めいじびじんでん

新編 近代美人伝 (上)

長谷川 時雨

長谷川 時雨의 新編 近代美人伝 (上)(めいじびじんでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,076자 · 256화면

아오조라 문고

竹本綾之助

泰平三百年の徳川幕府の時代ほど、義理人情というものを道徳の第一においたことはない。忠の一字をおいては何事にも義理で処決した。武家にあっては武士道の義理、市井の人には世間の義理である。義理のためには親子の間の愛情も、恋人同士の迸しるような愛の奔流も抑圧してきた時代である。その人情の極致と破綻と、抑えつけられた胸の炎と、機微な、人間の道の錯誤を語りだしたのが義太夫節で、義太夫節は徳川時代でなければ、産れないもので他の時には出来ないものだ。というのは、武士道からきた道徳と、儒教からきた道徳と、東洋の宗教が教えた輪廻説の諦めとが、一つの纏められた思想が、その語りものの経の太い線になっている。その上に、義太夫節の生れた徳川氏の政府の最初に近い年代は、一面に長らく続いた戦国の殺伐で豪放な影がありながら、一面には世の中が何時も春の花の咲いているような、黄金が途上にもざくざく零れていれば、掘井戸のなかからも湧いて出るといったような、豪華な放縦な、人心の頽廃しかけた影も射しそめていた。その上に人斬り刀を横たえて武士は市民の上に立ち、金はあっても町人は、おなじ大空の月さえ遠慮して見なくてはならないほど頭があがらなかった。