후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじびじんでん
新編 近代美人伝 (上)
長谷川 時雨
長谷川 時雨의 新編 近代美人伝 (上)(めいじびじんでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,076자 · 256화면
ものがたる。かつて浪六がいひつるごとく、かれは毒筆のみならず、誠に毒心を包蔵せるのなりといひしは実に当れる詞なるべし
と評した斎藤緑雨を、そう言ったほど悪くはあしらいもしなかった。かえって二人は人が思うより気が合った。皮肉屋同士は会心の笑みをうかべあいもした。妻帯の事についてもかなり打明けて語りあっている。でありながら最後に(彼れの底の心は知らぬでもない)と冷たくあしらったのは、あまり正太夫が自分の筆になる鋭利な小説評が、その当時の文壇の勢力を左右した力をもって、折々何事にもあれ一葉の行方を差示し顔に、その力量をほのめかして、感得させようとしたのから、反抗を買ってしまった。浪六にはその前年から頼んであった金策のことで、大晦日の夜も待明したのであったが、その年の五月一日になってもまだ絶えて音信をしなかったので、
誰もたれも言ひがひのなき人々かな、三十金五十金のはしたなるに夫をすらをしみて出し難しとや、さらば明かに調へがたしといひたるぞよき、えせ男作りて、髭かき反せどあはれ見にくしや
と吐きだすように言われている。その他に樋口勘次郎は、身は厭世教を持したる教育者で、しかも不娶主義の主張者でありながら、おめもじの時より骨のなき身になったといって、