일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たびへでて

旅へ出て

宮本 百合子

宮本 百合子의 旅へ出て(たびへでて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,067자 · 13화면

아오조라 문고

私の頭の中に考えられた味は、ほんとうに不味い極く極く不愉快なものであった。

何でもない様でありながら、こんな下司な取りあわせをするかと思うとやたらに、かんしゃくが起った。

貧亡人の多い、東北らしい事だ!

こんな事も思った。

娘

娘だと思われる娘を私は此処に来てから一人も見ない。なにがなし淋しい気持がする事だ。

十五六の娘達は皆大変色が黒い、そして濁った声と、棒の様な手足と疑り深い眼を大方の娘がもって居た。

名をきいても返事もしないし、笑いかけてもすぐ後を向いてしまった。

一体この村は若い男も女もあんまり土着のものでは居ない処で、中学に村々から集る若い人達ほか居ないだろうとさえ思われるほどだ。

若い娘の居ない村は私にとっていかにも居心地がわるかった。

私は若い力の乏しい村はきらって居るのだ。

神官

八十を越して髪も真白になった神官はM氏と云った。

澄んだ眼と高い額とは神に仕えるにふさわしい崇尊さを顔に浮べて居た。

白い衣の衿は少しも汚れて居なかった。

しずかに落ついて話すべき時にのみ話した。

四十五六で、白衣の衿の黒いのを着て奥歯に金をつめてどら声でよくしゃべる一人をA氏とよんで居た。