후리가나로 읽는 일본 고전
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にほんのでんせつ
日本の伝説
柳田 国男
柳田 国男의 日本の伝説(にほんのでんせつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 104,931자 · 207화면
大師講の由来
念仏の僧たちが諸国を行脚してあるくよりもなお以前から、水の恵みを大切に感じて、そこに神様を祭ってそのお力を敬うていたことが、むしろ念仏の信仰を泉のへんに引きつけたのかも知れません。そうしてその神様が、後に姥神の名をもって知られた子安の神であったことは、まだこれからお話して見ようと思う多くの伝説によって、おいおいにわかって来るのであります。
大師講の由来
伝説の上では、空也上人よりもなお弘く日本国中をあるき廻って、もっとたくさんの清い泉を、村々の住民のために見つけてやった御大師様という人がありました。大抵の土地ではその御大師様を、高野の弘法大師のことだと思っていましたが、歴史の弘法大師は三十三の歳に、支那で仏法の修業をして帰って来てから、三十年の間に高野山を開き、むつかしい多くの書物を残し、また京都の人のために大切ないろいろの為事をしていて、そう遠方まで旅行をすることの出来なかった人であります。こういうえらい方だから、亡くなったと見せてほんとうはいつまでも国々を巡って修業していられるのであろうと思っていた人も少くはなかったので、こんな伝説が弘く行われたのでもありましょう。