후리가나로 읽는 일본 고전
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にほんのずのうしらべ
日本の頭脳調べ
戸坂 潤
戸坂 潤의 日本の頭脳調べ(にほんのずのうしらべ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,191자 · 20화면
独り哲学者に限らず、少し間抜けたことを云う学者はまことに気の毒なほど適切に、諷刺の止めをさされて了う。――博士の本質は実証家にある、そこから歴史的研究に進む。そしてそこから社会科学的認識を深めて行く。普通のアカデミーの科学者には見られない思い切りよく斬新で傍若無人な進歩的思想家である。
自然科学史に関係の深い物理学者には、大体二つ又は三の系統がある。一つはこの小倉博士の系統で、云わば物理学校系だ。岡邦雄氏は一面この系統にぞくする。と共に岡氏は九州帝大の桑木※(「或」の「丿」に代えて「彡」、第3水準1-84-30)雄博士の科学史を学んだものなのだ。でここに一つ又は二つの系統があるわけだが、もう一つは故寺田寅彦博士の系統で今日では矢島祐利氏がいる。岡氏に就いてはすでに方々で論じられている。唯物論研究会を中心として同氏の活動は私の口から云う必要はない位いだ。大宅壮一氏に云わせると、岡氏は本来、文学青年でヒューマニストで理想主義者であるらしい。この規定は当らずとも遠からずだろう。私に云わせると、同氏には一種文壇的とも云うべき或るニュアンスがある。夫が氏を好ましい思想家にもし、又時々その思想の論理的な弱点を暴露もするのである。