후리가나로 읽는 일본 고전
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にほんのずのうしらべ
日本の頭脳調べ
戸坂 潤
戸坂 潤의 日本の頭脳調べ(にほんのずのうしらべ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,191자 · 20화면
と共に、博士ほど哲学を語ることの少ない理論物理学の大家も少ないのである。かつて大学に於ける研究の精神について語った珍しい文章を見たが、そこにあるものは思想というよりも一種の気骨か気魄のようなものだ。この気骨か気魄かが、博士を驚くべき科学者となし、又一種ガムシャラな手腕家としているらしい。かつて東北帝大理学部が新設される時、石原純博士・日下部四郎太博士等を初めとして新進気鋭の物理学者の群を率いて東大を飛び出そうとしたのは博士である。大阪帝大が出来た時、総長として又理学部の設立者として、横暴と見るまでに思った通りの陣営を造り上げたのも博士だ。
長岡博士の自信には学術上の実力が伴っている。思い切った政治家的手腕を振うことの出来るのも尤もである。だがガムシャラな手腕家は結局あまり大した政治家ではないのが常だ。学術振興会・学術研究会議・学士院・貴族院・等に於ける半政治的な仕事では大きなファクターであるが、本質は不覊奔放な研究家という処にあるだろう。令息達や女婿を合わせて、物理学者の一族である。
木村栄博士は昨年まで水沢の緯度観測所所長として、国際天文連盟の緯度変化委員会委員長、及び中央局局長であった。