일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じょきゅう

日本プロレタリア文学集・7 細井和喜蔵集

細井 和喜蔵

細井 和喜蔵의 日本プロレタリア文学集・7 細井和喜蔵集(じょきゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,732자 · 33화면

아오조라 문고

併し乍ら登恵子が入って見ると殆ど皆な嘘の募集札であって、「家は今一ぱいです。」「今晩から来る約束になって居るのです。」「此処には入らないのだが深川の支店へ行ってくれませんか? 支店行きなのです。」というようなことだ。傭って了ったものなれば何故募集広告をはがさない、其処で使わないものを何故広告だけ出して人を釣る。その為めに失職女給はどれ丈け無駄をして迷惑だか分らない。彼女は実に腹立たしかった。

こんな具合でかけずり廻った甲斐もなくその日は勤め口にありつけなかったが、その翌日石原町のカフェースワンというのへ住み込むことが出来た。願わくば通いで勤め度いと思ったが二流三流の店では殆ど通勤が許されなかった。

登恵子がカフェースワンへ行ってから四日目の夜である。彼女が行った晩から毎夜かかさず飲みに来て二円もチップを置いて行く三人組の職人があった。ずっと以前からスワンへ来る定連だと言って店では鄭重に取り扱っていた。附近の建具工場の職人なのである。それが十二時過ぎてから出前を注文して来た。「登恵ちゃんに持って来て貰い度い。」という条件がついているのだ。彼女はいやいや乍ら建具屋へ料理を運んで行った。