일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

はやみみさんじとりものききがき

早耳三次捕物聞書

林 不忘

林 不忘의 早耳三次捕物聞書(はやみみさんじとりものききがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,930자 · 20화면

아오조라 문고

花川戸の三次の家とはそう遠くもないし、町内の寄り合いや祭の評議などでよく顔が合うので、出入りというわけではなかったが、早耳三次も兼久とは親しく知り合っていた。

もう薬研堀にべったら市の立つのも間もないという、年の瀬も押し迫ったあるうすら寒い日だった。

おもてを行く人の白い息を格子のあいだから眺めながら、ちょっと客も途絶えたので、番頭と小僧が店頭の獅噛火鉢を抱き合って、何やら他愛もないはなしに笑いあってると、凍てついた土を踏む跫音が戸外に近づいて、

「いらっしゃいまし。」

と、二人が言った時は、商家の大旦那風の服装の立派な見慣れない男が土間に立っていた。

何か心配ごとでもあるらしく、突き詰めた顔で、主人は在宅かと訊く。これは質をおきに来た客ではないとわかって、番頭はすぐ小僧を奥へやって主人を呼ばせた。主人が出てみると、客は上り口の座蒲団に腰を下ろして、すぐこう口を開いた。

「これは兼久さんですか。いや私は尋ね人があって江戸じゅうの質屋を廻っているものだが、じつはね、こういう女があなたのところへ来ませんでしたか。いま、人相書をお目にかけますが――。」

言いながらごそごそ懐中を探って、男は四つにたたんだ古い紙片を取り出してひらいて主人のほうへ押しやった。