후리가나로 읽는 일본 고전
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はやみみさんじとりものききがき
早耳三次捕物聞書
林 不忘
林 不忘의 早耳三次捕物聞書(はやみみさんじとりものききがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,640자 · 21화면
老人は町奉行池田播磨守手付の用人伴市太郎という人で、堀家の夜明しの碁会から独り早帰りする途中だったから、さっそく堀邸内の一間を借りて侍を入れておき、審べの順序だから取急ぎ吟味与力の出張を求めた。
元治元年三月二十七日筑波山に立籠った武田耕雲斎の天狗党が同年四月三日日光に向う砌り、途中から脱走して江戸へ紛れ込んだのが、この袈裟がけの辻斬人水戸浪士の伊丹大之進であった。世に在るうちは国許藩中において中小姓まで勤め上げて五人扶持を食んでいたが、女色のことで主家を浪々して早くから江戸本所割下水に住んでいた。前髪が取れるか取れないに女出入で飛び出すくらいだから、この大之進性来無頼の質だったに相違ない。これが、御老中お声掛り武州清久の人戸崎熊太郎、当時俗に駿河台の老先生と呼ばれていた大師匠について神道無念流の奥儀をきわめたのだからたまらない。無念流は神道流の別派で正流を天心正伝神道流と言い、下総香取郡飯篠村の飯篠山城守家直入道長威斎が開いたもの、「此流勝負を以仕立教也」とその道の本にさえあるところを見ると、よほど攻めを急いだ実用一方の太刀筋であったらしい。