후리가나로 읽는 일본 고전
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やせがまんのせつ
明治十年丁丑公論・瘠我慢の説
石河 幹明
石河 幹明의 明治十年丁丑公論・瘠我慢の説(やせがまんのせつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,475자 · 21화면
、その処置につき勘考中、カションこれを聞き込み、その銭を一手に引受け海外の市場に輸出し大に儲けんとして香港に送りしに、陸揚の際に銭を積みたる端船覆没してかえって大に損したることあり。その後カションはいかなる病気に罹りけん、盲目となりたりしを見てこれ等の内情を知れる人々は、因果覿面、好き気味なりと竊に語り合いしという。
またその反対の例を記せば、彼の生麦事件につき英人の挙動は如何というに、損害要求のためとて軍艦を品川に乗入れ、時間を限りて幕府に決答を促したるその時の意気込みは非常のものにして、彼等の言を聞けば、政府にて決答を躊躇するときは軍艦より先ず高輪の薩州邸を砲撃し、更らに浜御殿を占領して此処より大城に向て砲火を開き、江戸市街を焼打にすべし云々とて、その戦略さえ公言して憚からざるは、以て虚喝に外ならざるを知るべし。
されば米国人などは、一個人の殺害せられたるために三十五万弗の金額を要求するごとき不法の沙汰は未だかつて聞かざるところなり、砲撃云々は全く虚喝に過ぎざれば断じてその要求を拒絶すべし、たといこれを拒絶するも真実国と国との開戦に至らざるは請合いなりとて頻りに拒絶論を唱えたれども、幕府の当局者は彼の権幕に恐怖して直に償金を払い渡したり。