후리가나로 읽는 일본 고전
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やせがまんのせつ
明治十年丁丑公論・瘠我慢の説
石河 幹明
石河 幹明의 明治十年丁丑公論・瘠我慢の説(やせがまんのせつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,475자 · 21화면
当時薩兵の勢、猛烈なりしは幕末における長州の比にあらず。政府はほとんど全国の兵を挙げ、加うるに文明精巧の兵器を以てして尚お容易にこれを鎮圧するを得ず、攻城野戦凡そ八箇月、わずかに平定の功を奏したれども、戦争中国内の有様を察すれば所在の不平士族は日夜、剣を撫して官軍の勢、利ならずと見るときは蹶起直に政府に抗せんとし、すでにその用意に着手したるものもあり。
また百姓の輩は地租改正のために竹槍席旗の暴動を醸したるその余炎未だ収まらず、況んや現に政府の顕官中にも竊に不平士族と気脈を通じて、蕭牆の辺に乱を企てたる者さえなきに非ず。形勢の急なるは、幕末の時に比して更らに急なるその内乱危急の場合に際し、外国人の挙動は如何というに、甚だ平気にして干渉などの様子なきのみならず、日本人においても敵味方共に実際干渉を掛念したるものはあるべからず。
或は西南の騒動は、一個の臣民たる西郷が正統の政府に対して叛乱を企てたるものに過ぎざれども、戊辰の変は京都の政府と江戸の政府と対立して恰も両政府の争なれば、外国人はおのおのその認むるところの政府に左袒して干渉の端を開くの恐れありしといわんか。