후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじかいか あんごとりもの
明治開化 安吾捕物
坂口 安吾의 明治開化 安吾捕物(めいじかいか あんごとりもの)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 23,645자 · 47화면
みんなが踊りまわって、同じ場所に定着する者のいない舞踏会てえものは、特定の時、誰がどこにいたかてえことは、殆んど見当がつかないものさ。一瞬ごとに廻りの者がうつり変ってらアな。神田がそのときフランケンの同国の大使館員と壁際で話を交していたといえば、それを覆す証拠はねえのさ。誰かがそこいらに虚無僧を見かけたようだと思っても、虚無僧が二人いるから、心配はいらないことさ。これが五兵衛殺しの真相だ。証拠がなくッて、一味にフランケンもいることだし、善鬼が薄々感づいても、犯人を捕えることはできないだろうよ」
明察、神の如し。虎之介はただもう謹聴、一語一語に心眼の曇りをはらい、洗いきよめてつつしんで退出した。
★
虎之介が海舟邸からとって返して、新十郎を訪ねると、花廼屋がつめかけていて、新十郎の出動を今か今かと待ちかまえているが、まだ潮時ではないと見えて、新十郎は書生の晏吾と西洋将棋に没頭している。
虎之介を見ると花廼屋はよろこんで、
「ヤ。お帰り。大探偵。とうとう犯人を見つけなすッたね」
「ハッハッハ。貴公の心眼はどうしたエ」
「ナニ。犯人はフランケンさ。