후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじかいか あんごとりもの
明治開化 安吾捕物
坂口 安吾의 明治開化 安吾捕物(めいじかいか あんごとりもの)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,134자 · 43화면
散々お世話になり迷惑ばかりおかけしたお母さん姉さんですもの、一しょに住めるなら、私はどんなことでも辛抱するわ」
駒子はこの上の嬉しいことはないように、ほころびる花のようにニコニコと答えたのである。
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新宿の大木戸に、むかしお龍の朋輩芸者の婆さんの働く家があるので、正二郎とお龍の二人は先ずその家で一服した。
「実はね。この旦那と私は大久保のさるお邸の仮装会で乞食の夫婦でアッと云わせようというダンドリでね。御迷惑でも、あんたのところで仮装させてね。まさか旦那のお邸から乞食姿じゃ出られないのでねえ」
と、巧みに友達をごまかして、二人は乞食に変装した。鮫河橋のメクラ女がお久美その人だという確証はないが、名前は梶原久美だから、まずその人に相違あるまい。しかし、お園の夫の車夫がシタタカな悪だというから、車夫にも、男アンマにも悟られぬように、お久美とお園を誘いだして、彼らの胸中をきき、助力をたのむツモリであった。そこで晴天の日を見はからい、車夫が仕事にでたところを見て、乞食姿の二人は鮫河橋の貧民窟へもぐりこんだ。
ここは谷町一丁目、二丁目、元鮫河橋、鮫河橋南町という四ヶ町から成り、まさしく高い丘の崖下、谷に当る陰気なジメジメしたところであった。