일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

めいじかいか あんごとりもの

明治開化 安吾捕物

坂口 安吾

坂口 安吾의 明治開化 安吾捕物(めいじかいか あんごとりもの)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 32,242자 · 65화면

아오조라 문고

東太にはタナグ山の神霊の怒りがタタリをしている。ソチの祖先が神様の山を金で買って所有したのがいけないのだよ。そのタタリが東太に現れ、またそのタタリを私がといてやることがチャンと定められているのだから、何も心配することはない。ソチの家がタナグ山の神霊の化身たる私の神殿となることも太古からの定めであるから、ただ今からソチの家へ引き移る。東太のタタリは津右衛門の二十一周忌の日にバラリと解けて東太は立派な男になるぞよ」

こう云って、一族をひきつれさッさと千頭家へ引越してしまった。おぼれる者は藁のタトエで、千代にはそれを拒むことが、できなかった。それが今から十年ほど前のことである。

それ以来、千代は様子を見ていたが、東太の頭の発育に見るべきような変化は現れてくれないが、なにがさて、津右衛門の二十一周忌の当日に至ってバラリとタタリが解けるのだという。ちゃんとはじめにこう宣言がしてあるのだから、変化がなくとも文句も云えない。果して実力ある行者であろうか、山師ではあるまいかと、日夜に思い悩んでいるうちに、ウバ桜とはいえ美貌の玉乃は志呂足の情婦とも妾とも侍女ともつかぬ得体の知れないものとなり、地伯もいつか狂信して、志呂足の長女比良をめとり、千頭家の番頭よりも、山の神の忠実な玄関番になってしまった。