후리가나로 읽는 일본 고전
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はるのかれは
春の枯葉
太宰 治의 春の枯葉(はるのかれは)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 23,648자 · 48화면
消しながら、やがて小声で、はる、こうろうの花のえん、めぐるさかずき、影さして、と歌う。
舞台すこし暗くなる。斜陽が薄れて来たのである。
くすくす忍び笑いして、奥田菊代、上手の出入口より登場。
(菊代) なかなかお上手ね、先生。
(野中)(おどろき、振りかえって菊代を見つけ、苦笑して)なんだ、あなたか。(黒板を拭き終って正面を向き)ひやかしちゃいけません。
(菊代) あら、本当よ。本当に、お上手よ。すばらしいバリトン。
(野中)(いよいよ口をゆがめて苦笑し)よして下さい、ばかばかしい。僕んところは親の代から音痴なんです。(語調をかえて)何か御用? 奥田先生なら、ついさっき帰ったようですよ。
(菊代) いいえ、兄さんに逢いに来たんじゃないんです。(たわむれに、わざと取り澄ました態度で)本日は、野中弥一先生にお目にかかりたくてまいりました。
(野中) なあんだ、うちで毎日、お目にかかってるじゃないか。
(菊代) ええ、でも、同じうちにいても、なかなか二人きりで話す機会は無いものだわ。あら、ごめん。誘惑するんじゃないわよ。
(野中) かまいませんよ。いや、よそう。兄さんに怒られる。