후리가나로 읽는 일본 고전
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はんしちとりものちょう
時代推理小説 半七捕物帳(四)
岡本 綺堂
岡本 綺堂의 時代推理小説 半七捕物帳(四)(はんしちとりものちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 217,272자 · 434화면
気の強いものは笑っていた。柳原通りの筋違から和泉橋にむかった南側には、むかしは武家屋敷が続いていたのであるが、その後に取り払われて町屋となった。しかもその多くは床店のようなもので、それらは日が暮れると店をしまって帰るので、あとは俄かにさびしくなって、人家の灯のかげもまばらになる。そのさびしいのを付け目にして、かの夜鷹という一種の淫売婦があらわれて来る。かれは手ぬぐいに顔をつつんで、あたかも幽霊のように柳の下蔭にたたずんでいるのである。それを見なれているここらの人達が、清水山付近に立ち迷う怪しい女のかげを、おそらく例の夜鷹であろうと判断するのも無理はなかった。
しかしそれがほんとうの夜鷹でないことは、夜鷹自身が其の女におびやかされたという事実によって証明された。本所の方から出て来るおたきという若い夜鷹は、ふた晩ほど其の女にすれ違ったが、なんとも云えない一種の物すごさを感じて、その以来は自分のかせぎ場所を換える事にしたというのである。その女は決して自分たちの仲間ではないと、おたきは云った。また飯田町辺のある旗本屋敷の中間は一杯機嫌でそこを通りかかって、白い手ぬぐいをかぶった女にゆき逢ったので、これも例の夜鷹であろうと早合点して、もし姐さんと戯い半分に声をかけると、女はだまって行き過ぎようとしたので、あとを