일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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はんしちとりものちょう

時代推理小説 半七捕物帳(四)

岡本 綺堂

岡本 綺堂의 時代推理小説 半七捕物帳(四)(はんしちとりものちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 217,272자 · 434화면

아오조라 문고

それから縁をひいて、老人は更にこんなことを云い出した。

「あの正雪の絵馬はどうなりましたかね」

「正雪の絵馬……。どこにあるんですか」

「堀ノ内のそばです」と、老人は説明した。「堀ノ内のお祖師様から西南に当りますかね。半里あまりも行ったところに和田村、そこに大宮八幡というのがあります。今はどうなっているか知りませんが、総門から中門までのあいだ一丁あまりは大きい松並木が続いていて、すこぶる神さびたお社でした。社内にも松杉がおい茂っていて、夏なんぞは蝉の声がそうぞうしい位です。場所が少し偏寄っているので、ふだんはあまり参詣もないようですが、九月十九日の大祭のときには近郷近在から参詣人が群集して、なかなか繁昌したそうです。その社殿に一つの古い絵馬が懸けてありまして、絵馬は横幅が二尺四五寸、丈が一尺三四寸で、一羽の白い鷹をかき、そのそばに慶安二二と書いてあります。慶安二二は即ち慶安四年で、由井正雪、丸橋忠弥らが謀叛の年です。あからさまに四年と書かずに、わざと二二と書いたのは、二二が四という洒落に過ぎないのか、それとも何かの意味があるのか、それはよく判りません。