후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
あんごうすうじ
暗号数字
海野 十三
海野 十三의 暗号数字(あんごうすうじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 19,312자 · 39화면
というのも、官庁は別に怪しくなくても、いつ悪者どもが官庁の御用らしく見せかけて、こっちに油断をさせないでもないからのことだった。
帆村は十分の仕度をして、木村氏にいわれたとおり、三十分のちには日比谷公園の所定の場所に立っていた。
それから五分おくれて、形は大きいセダンではあるが、型は至極古めかしい自動車がとおりかかった。なるほど一目でそれと知れる官庁自動車だった。ラジエーターの上には官庁のマークの入った小旗がたてられていた。
「ああこれだな」
と思った折しも、車が帆村の前にぴたりと停り、中にいた四十がらみの鼻下に髭のある紳士が帆村の方へ顔をちかづけて、
「木村です。さあどうぞ」
と、柔味のある声音で呼びかけた。
帆村はそのまま車内の人となった。
そして彼は、木村氏の案内によって築地の某料亭の門をくぐったのであった。時刻は丁度午後三時十七分であった。
暗号の鍵
「やあ、どうもたいへん失礼なところへ御案内いたしまして――。でもこうでもしないと、私どもの官庁の重大事件を貴下にお願いしたことがどこへもすぐ知れ亙ってしまいますので」
と、情報部事務官木村清次郎氏は、初対面の挨拶のあとで、すぐと用談にとりかかった。