일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さいしょのいんしょう

最初の印象

大倉 燁子

大倉 燁子의 最初の印象(さいしょのいんしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,472자 · 3화면

아오조라 문고

江戸川先生に始めてお目にかかったのはもう二十年近くも前のことです。

池袋のお宅のお座敷で、先生をお待ちする間、私の心は好奇心と不安が交錯していました。

と、いうのは、その頃。

「江戸川乱歩先生のお書斎にはドクロがつるしてある。お化けの人形がぶら下っている、その無気味な雰囲気の中で、先生は深夜人の寝鎮るのを待って、蝋燭の灯で仕事をされる」等々の記事が雑誌に掲載されたり、人の噂にのぼっていたからです。

とにかく先生は普通の方ではない、だからああいう小説がお書けになるのだと私は思っていました。が、それにまた異常な魅力を感じ、いつも驚異な眼で御作を拝見していたのです。エキセントリックな方だ、とは思っていました。作品全体に漂う、幻想、怪奇、猟奇から考えても、そういう御生活をしていられるのは当然なこと、これは事実だろうと思っていました。

それから大変気難しい方だとも聞いていました。私は怖れをなして一度尻込みしてお目にかかりたいという希望を捨てようかと思ったのです。

「そんなに心配することはありません。とても親切ないい方ですよ。僕は原稿を持って行っては、教えて頂いているんですが――」