후리가나로 읽는 일본 고전
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さいしゅうせんそうろん
最終戦争論・戦争史大観
石原 莞爾
石原 莞爾의 最終戦争論・戦争史大観(さいしゅうせんそうろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 154,783자 · 305화면
につき、できるだけのことを承りたいとのことであったので遂に承諾し、山王ホテルの星野氏の室で会見した。先方は星野氏の他に賀屋、石渡、青木の三氏がおられた。賀屋氏が、まず日本財政につき説明された。それは約束と違うと思ったが私も耐えて終るまで待っており、私の国防上の見地を軍機上許す限り私としては赤誠を以て説明した積りである。終ると先方から、「現在の日本の財政では無理である」「無い袖は振られない」というようないろいろの抗議的説明や質問があったが、私は「私ども軍人には明治天皇から『世論に惑わず政治に拘らず只一途に己が本分』を尽すべきお諭しがある。財政がどうであろうと皆様がお困りであろうと、国防上必要最少限度のことは断々固として要求する」旨お答えして辞去した。
私のこういう態度主張を、世の中には一種の駆引のように考える向きもあったらしいが、断じてそんなことはあり得ない。いやしくも軍人がお勅諭を駆引に用いることがあり得るだろうか。
世はいよいよ国防国家の必要を痛感して来た。国防国家とは軍人の見地から言えば、軍人が作戦以外のことに少しも心配しなくともよい状態であることで、軍としては最も明確に国家に対して軍事上の要求を提示しなければならない。