후리가나로 읽는 일본 고전
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きそがわ
木曾川
北原 白秋
北原 白秋의 木曾川(きそがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 25,659자 · 52화면
その翌朝の今日のことである。柳橋駅から犬山橋までの電車の沿線には桑が肥え、梨が実り、青い水田のところどころには、ほのかな紅い蓮の花が、「朝」の「八月」の香いを爽かな空気と日光との中に漂わしていた。そうしたすがすがしい眺めと薫りとをこの子はどんなに貪り吸ったことか。父とまた初めて旅するこの子の瞳はどんなに黒く生々と燃えていたことか。そうして酒徒としての私にはやや差し障りそうな道連ではあったが時とすると侮り難い小さな監督者であろうも知れぬが、だが、私自身にも寧ろ或はそれを望んだ心もちもあった。
私はわが子の両手を強く握った――よく一緒に遣って来た。来てほんとによかったのだ。
まことに白帝城は日本ラインの白い兜である。
おお、そうして、白い臈たけた昼のかたわれ月が、おお、ちょうどその白い兜の八幡座にある。
白帝城に登ったのは、その上の麓の彩雲閣(名鉄経営)の楼上で、隆太郎のいわゆる「香いのする魚」を冷たいビールの乾杯で、初めて爽快に風味して、ややしばらく飽満した、その後のことであった。
その白帝園の裏手から葉桜の土手を歩いて右へ、緩るいだらだら阪を少しのぼると、犬山焼の同じ構えの店が並んでいる。