일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ほんしゅうおうだん つうかいとほりょこう

本州横断 痛快徒歩旅行

井沢 衣水

井沢 衣水의 本州横断 痛快徒歩旅行(ほんしゅうおうだん つうかいとほりょこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,069자 · 29화면

아오조라 문고

▲猛悪なる土方

口惜しがるのも無埋はない。

▲猛悪なる土方

翌早朝出発。渋川までは無難。ただ連中饅頭が食いたくなって、しきりに饅頭屋を探したのだが、生憎一軒も無くって大悄気。渋川からは吾妻川の流れに沿うて行くのである。ところが途中洪水のため沿岸の道路は崩壊されて、山路を十八町程余計に歩るかなければならぬ処へ出た。目下修築最中で旧道は行通遮断と来た。十八町を回るのは厄介である。そう呑気な旅でもないから一歩ずつでも無駄足はしたくない。休んだ茶屋の爺に「どうだろう、工事をしているところは通れないだろうか」と尋ねたところが、爺平然として曰く、「なあに差支えござあせんよ。あの通り幾人も人が通るのでがすから行けますべい」。頗る曖昧なる返答であるが、現在旅人が通るのを見ると行けるに相違ない。何にせよ行ける処まで行こうという事になった。

吾妻川は素晴らしい大洪水があったと見えて、沿岸の家屋の押倒されたのや、河岸が崩されて道路に大亀裂を生じたのや、砂河原となっておる処が至るところにある。この間を縫うて四人は一歩一歩辿った。ちょうど中頃の最も崩壊の甚だしい処に至ると、頭上唸りを生じて一大石塊が地に陥ちた。