후리가나로 읽는 일본 고전
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ザボンのはなのさくころ
杉田久女随筆集
杉田 久女
杉田 久女의 杉田久女随筆集(ザボンのはなのさくころ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,008자 · 31화면
奥の間に句会しづかや松の内 清女
夜寒児や月に泣きつゝ長尿 静廼
時雨るゝや灯またるゝ能舞台 あふひ
父逝くや明星霜の松に尚ほ 久女
山駕にさししねむけや葛の花 せん女
玉芙蓉しぼみつくして後の月 より江
三 境遇個性をよめる句
須磨の山荘に久しい宿痾を養っているせん女氏には病の句が沢山ある。
病んでさへおればひまなり菊の晴れ せん女
鈴虫や疾は疾我生きん 同
極月や何やらゆめ見病みどほし 同
病みながら松の内なるわが調度 同
病は疾として我生きんと、生命の闘をよみ、病苦悩みの中から一切を俳句に打こみ安心境を見出すせん女氏。
よき母でありたき願ひ夜半の冬 せん女
極月や婢やさしく己が幸 同
何らの技巧もなく、松の樹の如き性格の一面に優しさをしみ出させ、
母が手わざの葛布をそめて着たりけり せん女
わが編みて古手袋となりにけり 同
この二句浮華軽佻ならぬ性格を確りと出している。せん女氏は大正女流中の年長者、墨絵の如く葛布の如き手ざわりの句風である。
二十幾歳で早世したみさ子氏は、其性白萩の如く優雅純真。足の固疾に対してもすこしの不平もなく、大正女流中唯一の年少処女俳人。