후리가나로 읽는 일본 고전
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むらのきょうだい
村の兄弟
小川 未明
小川 未明의 村の兄弟(むらのきょうだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 2,797자 · 6화면
ある田舎に、仲のよい兄弟がありました。ある日のこと、兄は、一人で重い荷を車にのせて、それを引いて町へ出かけてゆきました。道すがら兄は、弟のことを頭の中で思っていました。
「頭のいい、やさしい、いい弟だ。俺はこうして働いても、せめて弟だけは、勉強をさせてやりたいものだ。」
などと考えていました。そして、ガタ、ガタと車をひいてきかかりますと、あちらの松の木蔭に見慣れないおじいさんが休んでいました。
おじいさんは、荷をつけた車が前にさしかかると、
「もし、もし。」といって、車を呼び止めました。
兄は、なにごとがあって、呼び止めたのだろうと思って、額ぎわに流れる汗をふいて、おじいさんの方を向いて立ち止まりました。
「私は、旅をするものだが、足が疲れてしまって歩けないから、どうか、その車に乗せて町までつれていってくださらないか。」と、おじいさんはいったのです。
兄はいつもならわけのないことだと思いました。しかし、今日は特別に重い荷をつけてきたので、このうえ人間を乗せるということは難儀でした。
「私の荷は重いのですが、この後から軽そうな荷をつけてきた人にお頼みくださいませんか。