후리가나로 읽는 일본 고전
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むらのせいこうしゃ
村の成功者
佐々木 邦
佐々木 邦의 村の成功者(むらのせいこうしゃ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 40,883자 · 84화면
だった。
「何うだい? こん畜生!」
と坂本君が背中を撲しつけた。
「まあ、待て」
「ハア/\言って読んでいやがる」
と勝田君が笑った。この二人も事情を能く知っている親友だ。そこへ小寺君が追いついた。
「あゝ、これは僕の村の小寺君だ」
と卓造君は気がついて紹介した。
四人は橋を行きつ戻りつして一時間余り待った。
「僕はもう失敬しましょう。途中で出会うかも知れませんから」
と小寺君が先ず痺れを切らした。
「もう少時です。好いものが見られますよ」
「は?」
「ハッハヽヽヽ」
と勝田君は笑った丈けで、モダン・ガールと明言しなかったものだから、小寺君は未練を残さずに行ってしまった。
「来た! 北!」
「何れ?」
「方角を言ったんだよ」
「今度こそ来たよ」
「何れ?」
「と思ったら馬力だった」
なぞと退屈凌ぎの冗談が長いこと続いた後、自動車が見え始めた。
「五台」
「六台だ」
「七台だよ」
と近づくに従って数が読める。三人は駈け戻って橋の袂に立ち並んだ。
「橋が落ちやしなかろうか?」
と卓造君が案じた。真に百間橋を七台の自動車が舳艫相銜んで渡るなぞは開闢以来の出来事だった。
しかし心配は要らなかった。