일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

うめづしえんおうでん

梅津只円翁伝

杉山 萠円

杉山 萠円의 梅津只円翁伝(うめづしえんおうでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 65,582자 · 130화면

아오조라 문고

翁が頽齢に及んで起居自由ならず所謂ヨボヨボ状態に陥って居られても、一度舞台に立たれると、豪壮鬼神の如く、軽快鳥の如しとでも形容しようか。その丈夫な事血気の壮者を凌ぐどころでない。さながらに地面から生えた大木か、曠野に躍り出た獅子のように、人々を驚嘆渇仰せしめていた事を想起する。

以上を要するに翁の生涯は「恭倹己を持し、博愛衆に及ぼし」の御勅語を国粋中の国粋たる能楽道に於て丈夫に一貫したものである事実が、この記録によっても明らかに立証されているであろう。

文久三年(利春四十七歳)一月元旦、御謡初御囃子の節、藩主長知公御手ずから御袴を拝領仰付られた。これは能楽師として格外の名誉で、武功者が主君の御乗馬を拝領したのと同格である。

明治元年(翁五十二歳)、藩主長知公京都へ御上洛の節、同地紫野大徳寺内、龍光院に御宿陣が定められた。その節御供した御納戸組九人の中、翁は長知公の御招待客席で、御囃子、仕舞等度々仰付られた。そのほか所々に召連れられて御囃子、仕舞等を仰付られたとあるが、察するところ長知公も翁の至芸が余程の御自慢であったらしい。

明治元年といえば鳥羽伏見の戦を初め、江戸城の明渡、会津征伐等、猫の眼の如く変転する世相、物情騒然たる時節であったが、その中に、かほどの名誉ある優遊を藩公と共にしていた翁の感懐はどんな