일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ばいしのつえ

梅颸の杖

吉川 英治

吉川 英治의 梅颸の杖(ばいしのつえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,966자 · 32화면

아오조라 문고

一図な心配も無理ではない。彼女は寝ずに、京都のわが子を案じつづけた。

或る日。――彼女は思い余って、

『茶山様、ご在宅でござりますか』

黄葉落陽村舎、管茶山の塾を訪れて、一本の杖に、歌を求めた。

茶山は、梅※(「風にょう+思」、第4水準2-92-36)の憂いを聞いて、

『ご尤もじゃ』

と、同情した。

『何やかと、世間でいう噂は、まことでござりましょうかの』

『あの仁の天性とみえる』

茶山は、暗に裏書きをした。

梅※(「風にょう+思」、第4水準2-92-36)は、眼を曇らして、

『その心を撓めるように、ぜひ、大先輩のあなた様のお歌なり、詩なりとも、これへ』

と、前の杖を出した。

わけを訊くと、杖は、使用したことはないが、亡夫春水の愛杖であるという。そして、こんどの上京には、父にかわって、襄を打って意見をするつもりだと話した。

茶山は、ちょっと当惑した。なるほど、梅※(「風にょう+思」、第4水準2-92-36)から見れば、山陽はたとえ短い間でも、自分の塾に門生としていた関係があるから師の諫なら胆に銘じるものと考えたのであろうが、どうして、彼と来ては父春水をさえ道学先生と侮り、茶山なども愚にしていた男だ。